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驚きと面白さの両立!『大どんでん返し系』ミステリー小説おすすめランキング!【ベスト30】

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今回はミステリー小説特集!

今までこのブログで紹介してきた「おすすめ推理小説【大どんでん返し編】」30冊を、ランキング形式にまとめました。

私としてはブログに載せている時点で全ておすすめではありますが、時折よせられる「その中でもどれから読めば良いの?」というクエッションに対するアンサーが、こちらになります。

気になる作品があれば、是非読んでみてください。

 

同シリーズは↓↓
【大どんでん返し編①】
【大どんでん返し編②】
【大どんでん返し編③】
【大どんでん返し編④】
【大どんでん返し編⑤】
【大どんでん返し編⑥】

 

初心者向けミステリー小説ランキングは↓↓
初心者におすすめ!ミステリー小説ランキングベスト20!

『大どんでん返し系』ミステリー小説おすすめランキング!【ベスト30】

 

30位 「向日葵の咲かない夏」 道尾 秀介

まずはこちら。
これは「きちんと」読まないと誤解してしまう作品です。Amazonレビューとかはホントに読んだ?ってのが多い。。

同級生の首吊り死体を発見した主人公の元に、その同級生の生まれ変わりだという「蜘蛛」が現れる…。ファンタジーに見せかけたミステリーで、ミスリードが巧みすぎるが故に強引と解釈されがちですが、凄いプロットですよ、これ。 

この物語をファンタジー・強引と一蹴してしまうのは、あまりに小説というものを楽しめていないと思います。勿体なさすぎますね~。

 

29位 「ウェディング ドレス」 黒田 研二

タイトルは華やかですが、凄惨な事件を扱った1冊。

男女2人の視点で物語が進んでいくんですけど、新婦からすると新郎は事故で死んでいる…新郎からすると新婦は行方不明になっている…何がどうなっているのか、謎と伏線が至るところに散りばめられていて、ページを捲る手が止まらないですよ~。

 

多段構えの大どんでん返しに、大掛かりな密室トリック。バカミスという評価もありますが、きちんとしたミステリーに仕上がっています。

でも、女性が読むと不愉快になる可能性があるので注意!

 

28位 「MAZE(メイズ)」 恩田 陸

アジアの西の果て、何もない荒野にポツンと立つ白い建物
その建物に入った人間は「消える」…オカマの「神原 恵」を始めとする4人の男たちが、300人が消えた謎の建物の秘密を暴く物語です。

人間消失のルール」とは何か?

 

これはミステリーであり、ホラーであり、ファンタジーでもあります。

普通の現代社会の中にSFちっくな謎が突然現れたので、そっち系(ファンタジー的な)の話かと思いきや、きちんと論理的に謎を解明していきます。
でも、ホラー要素やファンタジー要素も残している…。

1冊で何通りもの楽しみ方を味わえる、恩田 陸らしい作品です。

 

27位 「倒錯の死角 201号室の女」 折原 一

除く男と覗かれる女…。折原 一は「倒錯の世界」を描くのがホント上手い。

倒錯のロンドに続く「倒錯3部作」の2作目である今作も、何が現実で何が虚構か…。よくよく頭を使わないと、まず分からないと思います(笑)

時間と空間を誤認識させる、折原ワールドを堪能してください。
注意点としては、あまり折原ワールドに慣れてしまうと、誤認識のないまっとうなミステリー小説を読んでも、何か物足りなく思ってしまうかもしれません(笑)

 

26位 「セカンド ラブ」 乾 くるみ

以前紹介した「イニシエーション ラブ」と同様、通称「タロット シリーズ」と呼ばれているシリーズの1冊。タロットシリーズはすべての作品に「天童 太郎」という登場人物が出てくる為シリーズとなっていますが、作品ごとの繋がりはほぼありません

 

自分の恋人は、本当は誰なのか?

見た目はそっくりなのに中身はまるで別人な、2人(?)の女性の間で男性が揺れ動く、恋愛ミステリー…なんですけど、この作者の場合は当然ただの恋愛ミステリーじゃ終わりません。。

イニシエーション ラブ」とはまた違う、衝撃の展開が待っています! この作品も結末というか展開に納得いかない人がいる様ですが、私は断然アリですね~。色々な小説があるからこそ、読む楽しみが生まれるというものです。

 

 

25位 「ROMMY 越境者の夢」 歌野 晶午

人気絶頂の女性歌手が何者かに殺された上、少し目を離したすきにバラバラに…。

誰が殺したのか? 

何故バラバラにしたのか?

芸能界という特殊な舞台の上で、特殊な歌手を中心に、自分本意な登場人物たちのドロドロとしたストーリーが展開されていきます。

誰が殺害犯かは途中で判明しますが、そこから更にどんでん返しのおかわり!

 

そして、最後には歌声が残るでしょう。。

 

24位 「殺戮にいたる病」 我孫子 武丸

猟奇的殺人を繰り返すサイコキラー、その名は「蒲生稔」

冒頭から犯人逮捕のシーンが描かれていて、犯人が分かってるなら、もうそれ程大きな謎なんて無いのでは…? と思わせておいて物語がスタートします。

そして、読み進めて読み進めて物語も終わりをむかえる頃…最終ページで明かされる驚愕の真実! この展開には、茫然自失ですね(苦笑)

グロシーンがかなり多い作品なので読む人を選ぶと思いますが、驚愕の最終ページを楽しみたい人は、頑張って読んでください。衝撃度でいくとかなり上位なんですが、グロシーンの多さ故に低めのランクとしました。

 

ちなみに、作者の「我孫子 武丸」がシナリオを書いたゲームかまいたちの夜」も、非常におすすめです!こっちはグロくないですよ(笑) 

 

23位 「アヒルと鴨のコインロッカー」 伊坂 幸太郎

この人の作品も当然色々と読んでいるんですが、このブログではあまり紹介していません。何故かというと、伊坂 幸太郎の小説はジャンル分けが難しいんですよねぇ…。
1ジャンルの枠にピタッとハマる作品が全然無いので、いっその事「伊坂 幸太郎特集」でも作ろうかと考えています。

 

で、この本の話に戻りますが、

主人公の「椎名」が、アパートの隣人「河崎」に犯罪を持ちかけられるんですけど、それが「本屋で広辞苑を盗む」という訳の分からない計画…。

何故本屋で広辞苑を盗むのか?

現在と過去(2年前)の2つの視点から、徐々に物語が明らかになっていきます!
ボブ ディランの「風に吹かれて」を聴きながら、読んでください。

 

22位 「焦茶色のパステル」 岡嶋 二人

2人1組の作家、岡嶋 二人のデビュー作。さながら、和製「エラリー クイーン」ですな

競馬界や競走馬の事が主題として出てきますが、その世界に興味がなくても全く問題ありません。競馬モノか…と読まず嫌いしてる人は、間違いなく損してます!デビュー作でこの出来栄えは、素晴らしいの一言。ちなみに、岡嶋 二人は既にコンビ解消済

「井上 夢人」と「徳山 諄一」の2人組だったこのコンビ、主に執筆していたのは「井上 夢人」の方だった様ですが、どの作品もかなり面白いです!いずれ特集を組みたいですね。

 

あと、全く関係ないんですけど、赤川次郎の作品に「杉原爽香シリーズ」というのがあって、それのタイトルが全て「色+何か」で統一(若草色のポシェット・瑠璃色のステンドグラス・桜色のハーフコート等々)されてるんで、焦茶色のパステルを読んだ時にそれを思い出しました(笑) 1年に1回刊行されて約30年続いているこのシリーズは、「登場人物が読者とともに年齢を重ねる」という画期的シリーズなので、いずれ詳しく紹介したいと思っています。(15才から始まって、現在44才!)

 

 

21位 「R.P.G.」 宮部 みゆき

ほぼ電話ボックスのシーンだけで話が展開する、コリン ファレル主演の「フォーン ブース」という面白い映画がありましたが、この小説の場合、その殆どを取調室のシーンが占めています。まるで舞台を見ているかの様に…。

同じシーンを飽きさせず長く続ける為には、結構な工夫が必要ですよね。

 

被害者はインターネット上で疑似家族を作って「家族ごっこ」を演じていた男性で、自身が父親役、他には母親役息子役娘役の3人がいました。

その3人の取り調べの様子を、マジックミラー越しに警察と被害者の娘が見守る…というシチュエーション。

折原一のマトリョーシカ方式を彷彿とさせる、R.P.G.の多重構造を楽しめます!

 

20位 「七回死んだ男」 西澤 保彦

リプレイ(ケン グリムウッド)などに代表される、いわゆるループモノの一種。

制御出来ないタイムリープ「反復落し穴」能力を持つ主人公が探偵役という、SF要素が入っているミステリー小説です。

ミステリーとSFは水と油の様なものだから合わない…とまでは言いませんが、普通はミステリーとSFってあまり相性が良くないものなんです。でもこの作品はそんな事を全く感じさせず、自然な形でミステリーとSFを無理なく融合させていますね。

タイトルは重そうですけど、中身はややコメディタッチ。ライトなテイストなので、非常に読みやすい仕上がりになってます。

 

19位 「第三の時効」 横山 秀夫

続いてはこちら。

全6編の短~中編が載っている、連作警察小説となります。

この作者は文体が重厚且つ硬質で、警察小説が似合うんですよ。本作は「F県警強行犯シリーズ」の第1弾に位置づけられていて、捜査第一課に所属している3人の班長を中心に、物語が進行します。

それぞれに個性の強い3人の班長たちが、それぞれに違った意味で魅力的!

 

警察小説なので、警察内部の軋轢やら警察の裏側も当然色濃く描写されていますが、あっと驚く真相も用意されていて、ミステリーとしても1級品と太鼓判を押せますね。

男たちの矜持」を感じる1冊です。

 

18位 「模倣の殺意」 中町 信

この作品は、書かれた時代を考慮するか否かで評価が真っ二つに分かれますね~。

叙述トリック」は今でこそ誰もが知っている推理小説の代表的なネタで、私のブログですら大どんでん返し系の作品に対するGoogle検索流入が沢山きますが、この作品が書かれた1973年においては、まだまだ全然浸透していませんでした。

 

そんな背景を持つ時代に、デビュー作として発表された今作。

文句なく「傑作」ですね、これは。「大どんでん返し/叙述トリック」が大人気の現代、ようやく時代が中町信に追いついたと言えるでしょう。

推理小説好きならば、日本における叙述トリックの先駆け的なこの作品、必ず読んでおいた方が良いですよ。

 

17位 「倒錯のロンド」 折原 一 

続いては、小説家(志望)が主人公の小説。

推理小説新人賞応募作が盗まれた原作者と、その応募作そっくりの作品を書いた盗作者が出てくる物語なんですけど…凄い仕掛けが巧妙に隠されていて、まるでマトリョーシカ人形の様な多重構造には、舌を巻くばかり。

 

現実と虚構の狭間…盗作と倒錯…。

どこまでが虚構でどこからが現実か…普通の人は1回読んだだけじゃ絶対に分からないと思います。分かる人が居たら、、それはそうとうひねくれ者でしょう(笑)

 

16位 「噂」 荻原 浩

香水の新ブランドを売り出すために流した「」が、いつしか現実に…。

引き込まれる文体で、中だるみする事なく最後まで楽しめると思います。小さい伏線をコツコツ積み上げた結果の、あの無情な結末…。

帯に書いてある通り、この小説は「ラスト1行の衝撃」に尽きますね。。最後の最後でそうきたか…と。 この後主人公が(精神的に)どうなっちゃうのか心配になります。

この作者は「最上俊平シリーズ」で有名なので、そちらもいずれ紹介する予定です。
紹介したい作品はごまんとあるので、ネタ切れの心配が無い点は嬉しいです(笑)

 

15位 「交換殺人には向かない夜」 東川 篤哉

烏賊川市シリーズ【密室編①】で紹介しましたが、これはその4作目。

3つの事件が平行に語られているので人によっては混乱するかもしれませんが、これが最終的にどう1本に繋がるのかを楽しみながら読み進めたいところ。

 

この作者の作品は、軽いタッチの文体でコメディ風味なのに、やってる事は複雑で唸らせられるトリックが多いです。小説が苦手、字を読むのが苦手って人にも、自信をもっておすすめ出来ます!
ただ、「ギャグは嫌い、シリアスオンリーがお好み」って人には合わないかもしれませんね。私はどちらもイケるので、非常に楽しめました。

 

14位 「あした天気にしておくれ」 岡嶋 二人

こちらは誘拐モノ。

…なんですけど、タダの誘拐モノじゃありません。
誘拐されるのは人間ではなく、「
しかも、バリバリの競走馬ではなく、デビュー前の

何故デビュー前の馬が誘拐されたのか? も気になるところではありますが、この作品の一番のキモは、どうやって身代金の受け渡しをするのか? です。

現実の誘拐事件においてもそうですが、犯人側は「いかにして捕まらずに身代金を受け取るか」という点に知恵を絞る必要があるので、誘拐を成功させるのって非常に難しいですよね。この難問をどう切り抜けたか…その辺りを楽しみに読んでもらいたいです。

 

22位の「焦茶色のパステル」同様、この作品も競馬界の話ですけど、「競馬界?興味ないな~」と思って読まずにスルーしている人は、絶対に損してますからね!競馬が好きじゃなくても、この本は十分に面白いです。

 

 

13位 「翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件」 麻耶 雄嵩

ドラマ化した「貴族探偵」が有名な作家。

探偵2人(とワトソン役1人)が繰り広げる推理合戦が見もので、どんでん返しにつぐどんでんが返しは、見ものですよ~。

副題も上手い伏線になっていて。。もう1回、何も知らない状態で見たいです(笑)

 

ただ、この作者の作品にはままある事ですが、メタ要素がやや強い側面があるので、ある程度ミステリー小説慣れしていて、且つメタに理解のある人向けかもしれませんね。

推理小説とはかくあるべし!」という真面目一辺倒の人には、ちょっと合わない作家だと思います。まあ逆に言うと、この作家を楽しめる様になったら、裾野が広がってもっと小説を楽しめる様になる…かも!?

 

12位 「13階段」 高野 和明

とある死刑確定囚が実は無罪…?

元刑務官が捜査していく中で、衝撃の真実が明らかに…。重厚なテーマですが、筆さばきが上手くてグイグイ読ませられます。 これがデビュー作って凄いですね。。当然デビュー前に沢山の小説を書いているでしょうけど、世に出ていきなりこのレベルの作品を出せる人は、なかなか居ないと思います。

 

重厚な作品と呼ばれるものは、得てして読みやすさを犠牲にしている事が多いんですが、この「13階段」はそんな事になっておらず、「読みやすいのに重厚」という、ある意味アンビバレンツな作品です(笑)

 

11位 「Xの悲劇」 エラリー クイーン

バーナビー ロス」名義で出版された、ドルリー レーン4部作の第1弾。

1つ1つの小さいピースが最後にピタッとハマり、全体像が見えるあの瞬間のカタルシス! これこそが、本格ミステリを読む醍醐味ですよね~。名義が違っても中身はあの「エラリー クイーン」ですから、その辺りは満足度の高い、素晴らしい仕上がりになってます。おすすめ!

 

ドルリー レーン4部作の中だと、Yの悲劇が名作として挙げられているのをよく見かけますが、私はこのXの悲劇こそが1番の名作だと思っています。

 

10位 「99%の誘拐」 岡嶋 二人

この作品は、「誘拐もの」でもあり「復讐もの」でもあります。子供の頃に誘拐された経験のある男性が主人公(犯人)なんですが、その誘拐された理由が…。

序盤からクライマックスかと見紛う盛り上がりのまま、ラストまでノンストップで展開していきます。
この作者の作品は、疾走感があるんですよね~。犯人側の視点で事件が推移していくんですけど、思わず犯人側を応援してしまう事でしょう。

 

当時のハイテクを駆使した犯行や、誘拐もので一番難しい身代金受け渡しのトリックの鮮やかさたるや!

小説を堪能」できる1冊です。

 

 

9位 「仮面山荘殺人事件」 東野 圭吾

山荘で過ごす8人の男女のもとに、逃亡中の銀行強盗2人が乱入。1人が殺されたが、どう考えても犯人は銀行強盗たちではない…。では誰が…?

犯人が判明してからのどんでん返し+どんでん返しが凄い!

東野 圭吾」の名は普段ミステリー小説を読まない層にも大分浸透していて非常に有名ですが、いわゆる「本格派」や「新 本格派」の範疇には入っていません。

しかしながら、この作者の描く世界はそれらの作家たちに全く引けを取らない、面白いものばかりですね。この「仮面山荘殺人事件」も流石!と唸る出来になっています。

 

ちなみに、このブログでは【館/孤島編】に入っているので今回のランキングには組み込んでないんですが、『ある閉ざされた雪の山荘で』も二転三転の驚きがあって凄く面白いですよ! もしこのランキングに入れていたら間違いなくベスト5以内!っていうくらい、好きな作品です。

 

8位 「イニシエーション ラブ」 乾 くるみ

「たっくん」と「まゆ」の、甘く切ないラブストーリー

カセットテープの様にA面とB面に分かれていて、 若者のよくある恋愛を描いたお話。出会いもあれば別れもある、若い時はこういう事もあるよねと、微笑みながら頷かせる展開が続いていき…の筈だったんですけど、ラスト2行で世界がぐるりと回転します。

ひっくり返りすぎて、360度回ってしまいそうな程の大どんでん返し!

 

この作品も本当に驚きましたね~。未読の人は必ず読むことをおすすめします。びっくりすること請け合いですよ~。

 

7位 「アクロイド殺し」 アガサ クリスティ

大どんでん返しを語るにあたって、外せない名作中の名作。やはりこの作品が入らないなんてあり得ないですよね。昔々に初めて読んだ際、この犯人には文字通り飛び上がるほど驚かされました。。驚天動地とは、まさにこの事!

1926年に発表された当時、大論争を巻き起こしたそうですが、それも当然ですよね~。人によってはアンフェアと感じるのも、無理はないと思います。

 

有名な作品なのでオチも知られていますが、もし知らない人が居たら…あなたは幸せ者です! この驚きを余すところなく味わえるのだから。。

 

6位 「大誘拐」 天藤 真

この作品、単なる誘拐モノだと思ったら大間違いです。
刑務所で出会ったチンピラ3人組が大富豪の老婆を誘拐するんですけど…このお婆ちゃん、82才なのに頭が切れる切れる!

あっという間に3人から主導権を奪い取り、誘拐された側にも関わらず、身代金強奪に力を貸します。身代金もお婆ちゃんが決めたんですが、その額何と100億円!

お婆ちゃんは何故誘拐犯に協力するのか?
100億円という大金をどうやって受け渡しするのか?

 

お婆ちゃん、そうくるか~!? と、驚きの連続ですよ。 
見応え抜群な上に、泣ける物語になっています。。

1978年なので今から約40年前の作品ですが、面白さが全く色褪せてません
(映画化もされましたね)

 

 

5位 「慟哭」 貫井 徳郎

連続幼女誘拐事件新興宗教を軸に、驚愕の真実へ迫っていく物語。

連続幼女誘拐事件を担当する捜査一課長と、新興宗教にのめり込む無職の男の2つの視点から物語が進むんですけど…最後まで読むと、タイトルの「慟哭」の意味がよく分かります。。

 

人間の内奥に潜む痛切な叫びは、読んでいても本当に痛々しい…。デビュー作にも関わらず、圧巻の筆さばきですね。

全てがひっくり返るあのラストは、、これがフィクションで良かった!

 

4位 「警官の血」 佐々木 譲

これは警察小説でもあり、大河小説でもある1冊。

昭和中期から平成にかけ、親・子・孫の三代に渡って警察官となった一族の生き様を描いています。その時代それぞれの日本の様子、警察機構の様子が分かりやすく書かれているので、「なんか難しそう」と思った人にもおすすめ出来ますね。

 

親の時代に起こった2件の未解決事件の謎に迫るところが主幹なんですが、重厚で骨太な展開に、きっと手に汗を握ると思います。結末がまた…。

私は基本的に「官憲」って好きじゃないんですけど、この本は大好きです。

 

3位 「テロリストのパラソル」 藤原 伊織

史上初めて江戸川乱歩賞と直木賞をW受賞した作品が、ベスト3にランクイン。

新宿中央公園爆破事件の犯人に間違えられた主人公、被害者となった学生運動時代の恋人、そして現れた元恋人の娘…。主人公の体験として学生運動時代(東大安田講堂事件)の話も沢山描かれていて、カラー(今)とモノクロ(過去)が密接に絡み合っていきます。

 

主人公はアル中のバーテンダーで、ハッキリ言ってダメな大人…なんですけど、渋さとカッコよさが滲み出る会話の数々が、とてもカッコいいですね。

全編に渡って「濃厚なハードボイルド」の雰囲気が漂う、稀有な面白さを持つ作品になっています。かなりおすすめ!

 

 

2位 「声 Voice」 乙一

「乙一」は若い人向けの作品が多い印象ですけど、この作品はミステリー小説として、大どんでん返しものとして、文句なく1級品です。

「僕」と「森野夜」が出会い、好奇心旺盛な若者2人が様々な事件を追ううちに…。

GOTHは短編集で、「~夜の章~」と「~僕の章~」に分かれてます。それぞれ3作ずつしか収録されていないので、普段ミステリー小説を読み慣れていない人でもサクサク読めると思います。この辺りの読みやすさは「ジャンプ ジェイ ブックス」出身という事も関係しているかもしれませんね。

 

どの短編にも驚きが隠されていますが、特に最後の「声 Voice」には、やられた!と膝を打ちました。堂々の2位!

 

1位 「葉桜の季節に君を想うということ」 歌野 晶午

そして1位はこちら!

元私立探偵「成瀬将虎」とヒロイン「麻宮さくら」の出会いから始まる、冒険恋愛活劇。高校の後輩キヨシや、その想い人愛子と共に、複数の事件を捜査するお話。

瑞々しく雄々しく行動する主人公たちの活躍や恋愛模様の数々…なかなか面白い探偵ものだな~…と思っていたら、、
終盤になって続々と判明する、衝撃の事実の数々!

 

心臓麻痺を起こしてひっくり返りそうになるくらい、驚きの多い物語でした。いやはや、、人間の思い込みって怖いですね(笑)

読みやすさと衝撃を非常に高いレベルで両立させている、かなりの名作です。

これから初めて読む人が羨ましいです…私もあの驚きをまた味わいたい!

 

以上!

気になる作品はありましたか?
大どんでん返しシリーズは今後も続きます。次回は第7弾でお会いしましょう。

 

同シリーズは↓↓
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