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【ネタバレあり】『彼方のアストラ』完結!最終回49話レビュー【漫画/ジャンプ+】

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「おかえり」

まずはこの言葉をおくりたい。

集英社のスマホアプリ「ジャンプ+」にて連載されていた人気漫画「彼方のアストラ」が、2017/12/30最終回を迎えた。

 

前回の48話にて故郷の星「アストラ」へ帰還した、カナタ・アリエス・キトリー・フニシア・ザック・ルカ・シャルス・ユンファ・ウルガーの9人。

彼らB5班の証言及びDNA情報によって、違法クローン事件に関わった7人が逮捕され、ヴィクシア王政地区にもメスが入った。

これにて9人の高校生たちの大冒険が、一応の決着をみた訳だが…。

実質の物語は前回の48話で終了している為、最終49話はエピローグ的な位置づけとなるが、この物語の終着点を、ネタバレしつつ見ていこうと思う。

【ネタバレあり】『彼方のアストラ』完結!最終回49話レビュー【漫画/ジャンプ+】

 

49話の内容と感想

帰還した9人の記者会見。ケガや食糧問題など、大勢いる記者たちからは悲観的な質問が飛ぶが、9人はいつも通りの雰囲気。カナタの無くなった片腕をネタに「誰が考えた義手が面白いか対決」が開催された事や、アリエスが2Kg太った事などを話す。

面白い義手対決の優勝は三又ザリガニのハサミで、それを作った優勝者がシャルスって時点で、まだ1ページ目なのに既に面白い(笑)

カナタの腕が無くなる原因を作った張本人のくせに、シャルスがドヤ顔してるところがまた…(笑)

篠原健太凄いなぁ。。

 

とっくに死んだと思われていた9人の生還劇、しかも違法クローン絡みの事件だった事は、当然ながら世界中にセンセーションを巻き起こす。9人は連日取材やTV出演などをこなし、大忙しに。

カナタやシャルスの訴えにより、民衆に対し「世界の真実」を公表する事を、政府が決定。殆どの人類が今まで信じていた歴史はまがい物であり、騙されていた事が公になると、反政府デモが激化。

それを鎮静化させたのは、カナタが執筆した「アストラ号の冒険」という本。カナタの人柄そのままにユーモア溢れるその内容は世界的な好評を博し、記録的な大ベストセラーとなる。他のメンバーも本の執筆やモデル業を行うなど、大人気。

ここら辺は大分駆け足。ページ数が無いし、メインである冒険は終わったから、エピローグが簡単な描写になるのは仕方のないところ。それよりも、、モデル業を行ったメンバーの中で一番人気が、シャルスってのが(笑)

シャルスの使い方が上手い(笑)
シャルスをオチに使えば笑える流れが、この短時間の間に出来てる。

 

色々とあった結果、シャルスがヴィクシア王政地区の王に即位。即位後すぐに政治的権力を放棄し、王家が握っていた秘密の開示及び城の一部を観光地として開放するなど、貴族側と民衆側の壁を物理的にも精神的にも取り払う事に成功する。

若くてハンサムな上に改革派であるシャルス王は、ますます人気者になった。

シャルスは前王のクローンだから、即位自体は不自然ではないけど、ここもかなりはしょったなぁ(苦笑)…更にシャルスオチのおかわり(笑)

 

そして7年後…。

すっかり大人の雰囲気を纏わせた9人は、それぞれの人生を歩んでいた。

ユンファのコンサート鑑賞に集まった、アリエス・キトリー・フニシア・ルカの4人。アリエスの口から、カナタと結婚する旨、カナタがシャルスに対して「お嬢さんをボクに下さい」と跪いて了承を得た事が語られる。

カナタがシャルスに結婚の了承を得る件は、カナタらしい筋の通し方って感じがするね。前王のクローンであるシャルスは、前王の娘セイラのクローンであるアリエスの、血筋で言えば父親みたいなものだから。。

 

一方、著作の印税でアストロ号を買い戻し船長となったカナタは、ザックと共に宇宙へ飛び立とうとしていた。そこにシャルスも現れ、3人で宇宙調査の旅に出る事に。

 

バックに流れるは、
ユンファが歌う「アストラ号の冒険」

目的地は、未知の世界。

そして船は行く、道なき旅路を。。

【完】

終わった…。

30話で話していた、カナタが7年後に自分の船を手に入れて、それをザックが運転するって話とか、何度か出てきてたシャルスがカナタの右腕になるって話が、きちんと回収されてる(泣) 

 

 

アストラ号の冒険 歌:ユンファ

アストラ号の冒険 歌:ユンファ

誰も知らない海を渡り
見たことのない島へ行く

賢者と魔法使いは昔なじみ
王様の料理をお姫様が食べた
孤独な射手を妖精がからかって
小人が笑ってる
吟遊詩人は臆病だけれど
戦士が皆を勇気づけた

そして船は行く

道なき旅路を

 

賢者=ザック
魔法使い=キトリー
王様=シャルス
お姫様=アリエス
射手=ウルガー
妖精=ルカ
小人=フニシア
吟遊詩人=ユンファ
戦士=カナタ

この歌詞にどんなメロディが付いたのか、実際の歌を聞いてみたいね。。

 

 

総括

いやぁ、面白い作品だった。

最初に読み始めた時はそれ程期待してなくて、スケットダンス」の篠原健太がSF?…イマイチそうだな。。と思ってたんだけど、読んでみるとSFとサバイバルを融合させた、なかなか面白い漫画だった。

でも、決してそれ以上ではないな…と思いながら読み進めていたら…。

衝撃の37話!

 

カナタ「チキュウって何だ?」

 

あの台詞と、それを言うカナタの目…。

ゾワッと鳥肌が(苦笑)

 

そこからの、スピーディー且つワクワクさせる展開も素晴らしい!

アレもコレもソレも全て伏線と気付いた時、この漫画は傑作となった。

 

作者の篠原健太は「スケットダンス」の時からギャグとシリアスを両立させる術が上手い漫画家ではあったけど、「彼方のアストラ」においてそれは益々冴えわたり、篠原健太の代表作と呼べる名作を生み出す事に、見事成功したと思う。

もう少し彼らの冒険を見ていたかったけれど、、引き伸ばしても冗長になる可能性が高いからねぇ。。この辺りでの幕引きが正解かな。

 

良い漫画に出会えた事に、感謝。

 

 

最終5巻は2018/2/2発売!

 

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